こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
今回は来年に迫った米国大統領選挙を取り上げてみました。
、最終的に候補同士での大統領選挙が間接選挙という形で行われます。
民主党は支持率が上がらない現職のバイデン氏が再選を目指す動きを示して
いますが、共和党は再びトランプ氏が復活を目指して行動を開始しました。
今のところは共和党内での支持率はトップと言われています。
思ったほどライバルの動きも上がっておらず、保守・高齢者を中心とした岩
盤支持層に支えられ、大統領候補の有力候補となっています。
さて、そんな状況下でトランプ氏は再び共和党の大統領候補として選出され
るのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、吊るされた男のカードの逆位置が出ています。
吊るされた男のカードの逆位置は徒労や痩せ我慢、投げやりや自暴自棄、欲
望に負けるや限界、自業自得といった意味があります。
吊るされた男のカードは忍耐や奉仕や努力が報われるという意味を持つカー
ドです。
当然逆を向いていますので報われないことを意味します。
前回の大統領選挙で多くの支持を失った背景だったり、選挙の結果を受入れ
ることなく暴力を煽ったという事実、ホワイトハウスの中での確執や軍との
軋轢など、外交面も含めて彼を取り巻く環境は自身が思うよりも厳しいのが
実態です。
当然これらを素直に受け入れて改善するならば別ですが、反省もしておらず
むしろ自分の正当性を前面に出しています。
最終的なところで大きな障害にあたって、自暴自棄の行動を示したり、他の
候補を恫喝したり、党内での結果を認めないなど自身に不利なことを素直に
認めず、身勝手な行動は変わらないため選挙活動に入った時点で相当な逆風
が吹くことになりそうです。
次に環境条件ですが、節制のカードの逆位置が出ています。
節制のカードの逆位置は浪費や消耗、生活の乱れや流出、無神経や思いやり
のなさといった意味があります。
すべて彼には大いに当てはまるワードばかりです。
やはり大きいのは保守女性層からの拒絶反応をどう防ぐか、人種差別的な思
考や軍人などに対する思いやりに欠ける言動をどう防ぐかがカギです。
これは前回の選挙とまったく変わりありません。
彼は威勢のいい発言が売り物ですが、国際環境は彼が大統領だった時点より
も更に大きく緊迫しています。
まだ紛争や戦争の危機が小さかった現職時代とは異なり、中東などでの言動
は火に油を注ぐ結果にもなりかねません。
こうしたことを避けて、側近に有能な人物を揃え、実務的な安定感をどう示
していけるかが課題でしょう。
彼の特徴を殺す方向に行くことになるので、結果としては岩盤支持層の反感
を買うことになりますが、彼らが思うほど国際情勢は簡単ではありません。
昔の西部劇のような痛快な物語などそこにはなく、彼のによってはホワイト
ハウスが直接テロの魔の手にかかるリスクすら出て来るでしょう。
おそらく彼が変わらない限りは彼に反対する層や彼が見下して煮え湯を飲ま
された人たちが結束して阻むことになります。
彼に残された選択肢はただ一つ、現実的な選択を行って、おとなしく神輿に
担がれてホワイトハウスで何もせずに、コークとマックを楽しむことだけに
なるかもしれません。
鑑定結果
