こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
今回は再びお金に纏わる疑惑によって揺れている自民党を取り上げてみまし
た。
党内からも岸田政権に対する批判が公然と飛び出す中で、一部の観測では年
内解散・早期解散を目指す意見もありました。
しかしながらそんなことが実現できないような厳しい事態になり、派閥も疑
惑への対応収拾で手一杯の状況となっています。
自民党にとっては厳しい状況の中で、今後は選挙資金に対する問題も生じ、
力の弱い若手・当選回数の少ない議員にとっては厳しい状況でしょう。
野党からの追及もこれから厳しくなる中で、派閥間の力関係も変化して岸田
政権から距離を取っていた派閥や重鎮たちも身動き取れない状況です。
さて、そんな中で脱自民党を掲げて派閥分裂による離党・解党といった見方
も出て来ましたが、果たして自民党は派閥分裂による離党・解党といった危
機を乗り越えることはできるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が対応策となります。
まず結果ですが、審判のカードの逆位置が出ています。
審判のカードの逆位置は行き詰まりや悪い報い、再起不能や挫折、過去の栄
光といった意味があります。
審判のカードは決断や復活や改善といった意味を持つカードですので、自民
党のこれからは苦難の連続となるでしょう。
特に反岸田勢力はより一層の厳しい環境に置かれることになります。
て資金面で苦戦し、若手や当選回数の少ない議員を中心にして強力な支持母
体がない議員は選挙をされたひとたまりもありません。
また、この一件で解散風も遠のいたこともあって、自民党自体も動きが取れ
ず、皮肉なことに岸田総裁を中心とした我慢の日々に徹するしか策がなくな
ってしまいました。
おそらくは来年の任期一杯までは動きが取れなくなると思います。
ただ、これまでのように何か異変が生じた際に、自民党を飛び出す若手議員
もあって、政界再編を目指す人もありましたが、今回はそういう動きもなく
、自民党自体が委縮して身動きが取れず、ひたすら守勢に回る構図となりそ
うです。
次に対応策ですが、太陽のカードの逆位置が出ています。
太陽のカードの逆位置は過信や失敗、衰退や不調といった意味があります。
まず本来はこういう時こそ党内結束を高めることが大事になるのが組織論で
はセオリーになります。
党内の派閥力学による岸田降ろしなどは今は避けるべきでしょう。
また、迂闊に開き直ったり、解散・総選挙を意識した強硬論はかえって民心
の反感を買うことになります。
これから米国でも大統領選挙が始まってくるなど、世界的に政治の潮目が変
わる中で、本来は人心一新による政権交代はあっても良いのですが、今の日
本では脆弱な政治体制による政権交代やリスクになります。
また、今回は資金が大きく目減りするので総選挙志向は減退すると思います
が、選挙＝金の図式である以上は実弾を期待できない支持母体の弱い議員に
は厳しくなり、特に都市部では大きく苦戦する要素になります。
そういう意味ではまず党内結束と資金の透明化による決着を優先し、自民党
の信頼回復を優先しなければならないといえます。
鑑定結果
