南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

占い・鑑定師が語る人生を前向きに生きる知恵

占ってみた イトーヨーカドーの撤退は更に続くか

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は地方での撤退が続くイトーヨーカドーを取り上げてみました。
関東を中心とした展開に集約することも目的としてあるようですが、地域に
よっては提携スーパーとの喰い合いなどもあって出店効果が少子高齢化によ
って弱まったことも要因としてあるようです。
撤退が加速している感じもありますが、イトーヨーカドーは関東も含めて更
に撤退をしていくことになるのでしょうか。
 
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
 
まず結果ですが、吊るされた男のカードの逆位置が出ています。
吊るされた男のカードの逆位置は徒労や投げやり、限界といった意味があり
ます。
社会情勢も大きく影響はしますが、企業としての戦略が明確にならないまま
の撤退という感じもあるので、地方だけに留まらずに関東でも撤退が始まる
ことになりそうです。
勝手に自分で負けたという状況でもあるので、この流れ自体を止めることは
難しく、その中で社会が更に高齢化が進む中ではイトーヨーカドーに限らず
従来型の店舗システムにすでに無理が生じています。
これ以上頑張っても難しく、足下の明るいうちに体力を維持して撤退すると
いう戦術にならざるを得ない状況なのだと思います。
様々な手を打っても採算がある程度見込める店舗でも維持できるかどうかも
読めないため、中期的には凋落がこのまま続いていくことになります。
セブンイレブンもすでに転換期に入っているので、グループ全体での戦略の
見直しも迫られることになります。
 
次に環境条件ですが、節制のカードの正位置が出ています。
節制のカードの正位置は調和や自制、節度や調整、倹約や管理といった意味
があります。
撤退は避けられない流れなので、今後も経営をどう維持するかという弱い状
況が継続していくことになります。
全体的に消費が拡大する流れもなく、更にインフレが継続することも考えれ
ばテナントを増やすといった施策も難しくなります。
関東の郊外店でも地域規模に合わない店舗はこれからも撤退が余儀なくされ
ますが、おそらくは大胆な方法で出店維持する形は致し方ないかもしれませ
ん。
前提としては難しいかもしれませんが、場合によってはドラッグストアやホ
ームセンター、禁断の形となりますがAEONとの共同出店化といった不思議
な形も考えざるを得ないくらいに流通業界は厳しい環境になるかもしれませ
ん。
すでに物流体系などで協業化は進んでいますが、表でもこうした動きを出さ
ざるを得ないくらいになっていくかもしれません。
これはイトーヨーカドーだけの問題ではなく、日本の流通ビジネス全体に関
わる問題となります。
一歩先にデパートが苦境に陥っていますが、このままだと同じ状況を後追い
する形になります。
禁断の手も含めて生き残りにどこまで真剣に取り組めるかがイトーヨーカド
ーだけでなく、日本の流通ビジネスの課題となるでしょう。

鑑定結果