こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は日本各地に出店を続けている外資店舗を取り上げてみました。
最近は関東・関西だけでなく地方にも店舗を増やしています。
日本の商習慣とは違ったビジネススタイルだったり、日本とは少し異なった
商品展開であったり、大きく興味を引く内容もあって賑わっています。
過去は欧米から出店したビジネスが成功したとはいえず、ひっそりと撤退し
たケースもあり、特に流通ビジネスではその傾向が強かった印象があります。
一方でマクドナルドなどの外食産業は一定の成果を上げ、生活面でも十分に
定着した面もあります。
今後もビジネスを継続させることはできるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、運命の輪のカードの逆位置が出ています。
運命の輪のカードの逆位置は急激な悪化やすれ違い、危機やアクシデントと
いった意味があります。
その他にも浪費や悪循環といった意味もあるので、今のところは問題ないと
しても、この先のビジネスでは厳しい現実に直面することを表しています。
やはり日本が抱える少子高齢化の問題やインフレや消費低迷傾向などもあっ
て、必ずしも追い風となるような環境ではないため、場所によっては残ると
ころもあるとは思いますが、拡大・定着という状況は望めないでしょう。
これは日本の流通ビジネス全体での話となるので、外資であっても避けられ
るわけではありません。
今後も日本の消費動向は厳しい状況が更に悪化し、採算面で希望がない日本
市場に見切りをつけることは当たり前だと思います。
ここ数年がピークで、その後は少しずつ撤退の動きを出してくるでしょう。
次に環境条件ですが、正義のカードの正位置が出ています。
正義のカードの正位置は公正や公平、平等や誠意、正当な判断といった意味
があり、理性やバランスといった大きな意味を持つカードです。
日本のビジネス環境に合わせた対応も必要ですが、何と言っても消費者にと
って利用価値の高い店舗でなければ意味がありません。
こうしたバランスをどう持っていくか、さらに厳しくなった状況でも一定の
サービスレベルを維持できるかも課題になってきます。
外資でなければならない価値観が消費者にどう響くかもポイントなります。
また、行政や法的な面でも一定のメリットが彼らにとっても保証されるかも
ポイントとなります。
どうしても国内企業保護の観点や地域の店舗保護の動きも生じます。
こうした点でも妙な圧力がかかったり、変な形で妥協を要求するようなこと
は大きな障害となります。
そうなればより一層彼らの撤退は時間軸として早まることは間違いありませ
ん。
彼らがどうというよりも、日本の消費動向や流通に関する政策面が彼らの行
動を支配することになるでしょう。