南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

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占ってみた 観光目的税の徴収はオーバーツーリズム対策となるか

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は観光地でのインバウンド対策としても注目されている観光目的税につ
いて占ってみました。
京都市はすでに交通が大きな影響を受けて市民生活に影響が及んでいます。
また、その他の地域でもゴミや景観維持などの問題が生じており、人手不足
などの問題も重なって対処できない状況の場所も出ています。
そんな中で受益者負担による費用徴収と事実上の課税による制限といった対
応で平常化を模索する動きも出ています。
さて、呼んでおいてその上で後出しじゃんけんのような観光目的税はオーバ
ーツーリズム対策となるのでしょうか。
 
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
 
まず結果ですが、塔のカードの逆位置が出ています。
塔のカードの逆位置は緊迫やアクシデント、誤解や不幸、無念や屈辱、限界
といった意味があります。
塔のカードは精神的な問題を示すカードです。
結果としては効果がなく、税額も小さい額でもあるのでオーバーツーリズム
に対する抑制にはならず、むしろ観光税を払っているという視点からの要求
が厳しくなることで観光地は更に疲弊する方向に行きます。
また、日本の抱える様々な問題はその後の観光ビジネスにも大きな影響を与
えて、結果として日本は観光ビジネスでは後手に回って人気も低下する道を
歩むことになりそうです。
観光地の問題というよりも日本に顕在・潜在する社会的な問題によって観光
は打撃を受けることになるでしょう。
少なくとも観光目的税は何ら効果を上げることもできず、徴収・収納に手間
がかかることでビジネスにも悪い影響を与えることになります。
単純な交通費や宿泊費・飲食費の値上げの方がオーバーツーリズムには効果
があるはずですが、こうした対応を取れないことも大きな問題かもしれませ
ん。
 
次に環境条件ですが、月のカードの正位置が出ています。
月のカードの正位置は迷いや不安定、幻惑や逃避、潜在的リスクや幻滅、幻
想や失敗、不安や暗闇といった意味があります。
オーバーツーリズムの問題解消に対する抜本的な対応がズレており、課税す
る目的であったり、その使途や適性額の検証、様々な問題がある中で手が打
てていないのが実態です。
日本の社会構造が耐えきれないオーバーツーリズムのどこを逃がしていける
のか、行政も含めてきちんとした道筋が立っていません。
月のカードは低迷する実態、暗闇の中を彷徨うことを表すカードなので、実
際には策なしなのが実態でしょう。
観光客の制限をするにしても策はなく、もしあるとすればゴミや環境維持の
ための費用を観光客からまんべんなくコストとして徴収することしかありま
せん。
特に日本は観光地と住宅・商業地が隣接する場所も多く、応分負担の考えは
あっても良いかもしれません。
ただ、今の実態はローコストであること以外に魅力があるわけではなく、サ
ービス維持のためにはコストを適正化する努力も大事になります。
税徴収ではなく、地域にお金が適正に落ちて、その上で環境維持できる仕組
みを継続することが重要になります。
今のところは打つ手なしなのでこのまま続いていくことになります。
ただ、いずれは観光立国としての魅力は薄れて、難しい局面がその先に待っ
ていることは忘れない方がよいでしょう。

鑑定結果