こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
今回は10月から運用開始となった、消費税のインボイス制度を取り上げて
みました。
従来は中小事業者には消費税納税の義務は科されず、10月からはその特例
が期限切れとなるため、新たなに特例や期限などが設定された条件でイン
ボイス制度が開始となりました。
いまだ反対論も強く、非課税業者に対する不当な値引きなど、様々な問題
を抱える中でのスタートとなりました。
私も課税業者としてすでに登録を済ませて、今月からは新しい会計方法に
基づいて対応を開始しています。
さて、そんな状況下でインボイス制度は混乱なく運用できるのでしょうか。
写真は鑑定結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、恋人のカードの正位置が出ています。
恋人のカードの正位置は自己信頼や価値観の確立、共感や選択、結びつき
や魅力といった意味があります。
中小事業者にとっては消費税分の課税申告は事務量の増加や経理上の切り
分け、申告の手間などマンパワー上の負担が増えていくことは事実です。
ども今後強化されることになりそうで、こういったところは少しずつなが
ら改善する流れも出て来ます。
ただ、今までの課税されていなかった所得分の持ち出しは経営に大きく影
響するため、結果として赤字決算が増加するなど税収そのものを大きく上
振れさせるような効果も難しいようです。
ただ、税負担の公平性の問題や目的課税の強化などが今後議論される中で
は社会負担として定着する方向になることは間違いないようです。
最終的にはみなし課税のような制度の継続化や電子申告・帳票化などの恩
恵も受けることで事務負担の軽減なども進む方向に行きます。
思ったほどの混乱とほならず、最終的には制度として定着する方向に向か
う形になります。
ただ、一方で従来の業界慣習が根強く残る業態の分野では様々な課題も残
すことになります。
ただ、こうしたことも行政指導によって徐々に改善されていきます。
結果としては初期は混乱しても制度定着はできるというのが結論となるで
しょう。
次に環境条件ですが、魔術師のカードの正位置が出ています。
魔術師のカードの正位置は可能性や機会、感覚や創造、意志や手腕といっ
た意味があります。
定着には多くの条件がでてきます。
上述の通り、本来はすっきりとした課税・納税制度が望ましいのですが、
日本の特殊事情を考慮すると難しい面もあります。
消費税においてもクロヨンと呼ばれる透明性の実態がそのまま残り、事業
者によっては消費税負担が実態よりも有利に働くことが出て来ます。
また、制度の公平性の観点だけでなく、今後の経済構造の変革の点からも
元請けと下請けの関係性の是正などもあります。
こうした変革も含めて、制度を定着させるための施策は今後も引き続き努
力を重ねる必要があることを意味します。
従って、税制に関する対応を政府・行政が引き続き適度な状況に見直しを
かけながら進めていく感覚が必要なことを暗示しています。
ある意味で票にも直結する部分なので、特に中小業者との関係性の高い自
民党を中心とした政党は常にこれを意識せざるを得ないでしょう。
税制は人が作る制度であるため、修正も改善も人に手に委ねられます。
最初から完成された税制などはどこにも存在しません。
他の政策同様に状況を見ながら適正な対応を行う手腕が問われるようです。
鑑定結果
