南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

占い・鑑定師が語る人生を前向きに生きる知恵

占ってみた 定期預金の金利引き上げでタンス預金は減るか

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は定期預金の金利引き上げを取り上げてみました。
長らく続く低金利の状態で銀行に預金する人にとってはメリットが薄く、自
分の手元に置いておくタンス預金が増えています。
従来の金利政策見直しについて、今後は金利上昇の見込みが強まる中で、そ
の前に定期預金の金利を上げる銀行が出てきました。
まだ過去の高金利時代と比べると比較にならない低金利ですが、タンス預金
の規模がかつてないほど大きく、最近は独居老人の死によって残されたタン
ス預金も話題となっています。
さて、金利引き上げによってタンス預金は減り、市中に出回る資金が増えて
いくのでしょうか。
 
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
 
まず結果ですが、太陽のカードの逆位置が出ています。
太陽のカードの逆位置は過信や失敗、衰退や活気のなさといった意味があり
ます。
結果としてはタンス預金を市中に引き出すだけの効果を得ることはできず、
タンス預金は変動せずにそのまま残ることを意味します。
タンス預金は経済の中から見れば死に金になり、経済活動に貢献しないお金
となります。
やはり、金利がまだまだ低いこともありますが、先行きが見通せない日本の
経済状況が大きく影響しています。
高齢層にとっても先行きが見通せれば一定の消費や投資を見込めますが、今
の日本経済は富裕層であっても不安が大きくなり、大きな消費期待を望むこ
とはできません。
金利だけの問題ではなく、継続的な景気の好調さが重要になるでしょう。
 
次に環境条件ですが、愚者のカードの逆位置が出ています。
愚者のカードの逆位置は軽率や消極的、焦りや消沈、無責任や無計画、夢想
や愚行といった意味があります。
いずれ金利も全体的に上がっていきますが、金利上昇は融資などに影響を与
えて、投資拡大や消費拡大にそのまま繋がるわけではありません。
また、日本だけの問題ではなく、世界全体の経済にとって難しい状況になっ
ており、一時的に余剰資金が刹那的な流れで一部に押し寄せる構図はまった
く変わらず、これに社会情勢の混乱が更に加わっていき、経済の見通しは更
に不安を増していきます。
そんな中で目的効果の薄い施策を単発で出しても効果はありません。
常に日本経済も国際経済と連動しており、動きが遅かったり鈍いとしても、
先行きの不安はまったく同じです。
金利を上げるべきではあっても目的を間違えると経済には悪影響を与えてし
まいます。
日銀の舵取りはそういう意味でも難しい局面に入っており、金利を上げるタ
イミングを事実上逸したこともあって、良い影響を期待することはできない
のが実態です。
現実には愚者のカードの逆位置が示すワード通りなので、これを脱する解が
事実上ないに等しいだけに、経済は完全に袋小路に入っており、何をやって
も意味がないに等しい状況でしょう。
数年前からの政策変更のタイミングを逸し、先行きが見えない中では金融政
策は事実上何もできない状況になったということで、対応策なしというのが
実態でしょう。

鑑定結果