南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

占い・鑑定師が語る人生を前向きに生きる知恵

占ってみた BRICSの国拡大で国際的な発言力は大きくなるか

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は中国やインド、ロシアを中心としたBRICSを取り上げました。
BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5ヶ国で構成され
たもので、最近はサウジアラビア、イラン、エチオピア、エジプト、アルゼ
ンチン、UAEの6ヶ国が参加表明しています。
どの国も地域大国を目指し、経済発展によって影響力を強めています。
また、多くの国が権威主義的な政権による弾圧的な政治体制を取っており、
紛争当事国やテロ集団の支援なども噂されています。
そんな11ヶ国が結束することで国際発言力や影響力を高めるのが目的となっ
っていますが、果たしてその目論見は良い影響を与えていくでしょうか。
 
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
 
まず結果ですが、魔術師のカードの逆位置が出ています。
魔術師のカードの逆位置は混迷や裏切り、空回りや優柔不断といった意味が
あります。
魔術師のカードには本来創造力や可能性といった意味がありますが、こうし
たこととは反対に向かうであろうことを意味します。
中国とインド、アルゼンチンとブラジルのような地域で対立する国もあり、
サウジアラビアとイランも宗教的な反目が根底にあります。
また、世界的に経済停滞する中で、打開策も少ないため政治的な動きで国民
の反対を抑える目的を持った国もあります。
ロシアは既に国際紛争に近い状況にまで進んでいます。
こうした野望が渦まく環境下で統制を取って国際理解を得られるような発言
ができるはずはありません。
また、これらの国々にも対立が今後は厳しくなってくることで、ここには入
っていないトルコやパキスタンなどの地域大国も絡んで更に対立が混迷する
ことになるでしょう。
また、国の関係性から裏切り行為のようなものも起こるので、一枚岩になっ
って欧米に対抗するには呉越同舟以上の厳しさがあります。
基本的には機能せず、いずれは空中分解し、コミュニケーションも取れない
くらいの対立に向かっていきそうです。
 
次に環境条件ですが、節制のカードの逆位置が出ています。
節制のカードの逆位置は浪費や消耗、流出や無神経、思いやりのなさといっ
た意味があります。
やはり国際協調という前提があって、その上で自国の利益や主張が成立する
と考える中では、こうした考えに乏しいこれらの国々が協調する姿勢を望む
ことも厳しいのが実態です。
彼らは共通の敵として欧米を挙げて、その対抗軸となるべく立ち上がろうと
しています。
ただ、敵の敵は決して味方ではないことを歴史は証明しています。
今回も同様で前述した国の組合せが結果的には大きな争い事の発端となり、
結果的にはこれらの国が二つのグループに分かれ、更に地域大国を目指す国
や宗教や民族対立を抱える国なども巻き込んだ争いに向かいます。
それを防ぐためには国際協調という路線しかありません。
ただ、ロシアがウクライナ侵攻を当然の権利と主張し、中国も台湾や香港に
対する圧力を強め、インドも宗教を前面に出した権威主義に向かおうとして
いる中、それ以外の国も含めて止められるだけの力はありません。
欧米が対抗軸にある以上は彼らが止めに入ることもありません。
まだ明確な軸の対立までには至っていませんが、敵の敵は味方という人類が
これまで犯した過ちが再び発生する形になることを止めるだけの力が今の世
界にはありません。
かなりこの数年で状況も変化しましたが、これからは更に国際的な枠組みが
難しい局面を迎えます。
おそらくこれを避けられるだけの材料がないのが今の実情のようです。

鑑定結果