南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

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占ってみた 国力を上げているインドは国名をバーラトと変更するか

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は人口世界一となり、最近は製造業でも躍進目覚ましいインドを取り上
げてみました。
インドはIT産業だけでなく、中国の成長劣化と人件費増を受けて、製造業で
も存在感が増しています。
最近ではiPhoneの生産拠点も中国からインドにシフトしました。
また、インドは英語が通じるという利点もあり、場所柄も欧州とアジアの中
間というロケーションにも恵まれています。
そんなインドが最近になって国名変更の話題が上がっています。
ヒンズー教徒を主体とした国であり、過去の大帝国との関連性を持った国名
への変更が意図されています。
近年、アジアでも地域大国が歴史的な背景を意識した考え方を持ち出してお
り、ロシアや中国だけでなくインドにもそうした動きが出ています。
さて、大帝国を意識した国名変更は果たして可能で、その結果としてどんな
影響があるのかを占ってみました。
 
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
 
まず結果ですが、皇帝のカードの正位置が出ています。
皇帝のカードの正位置は支配や安定、男性や権威、行動や意志、責任感や
統治、権力や名誉といった意味があります。
インド国内には多くのムスリムも抱えていますが、周辺のイスラム諸国と
の関係性は良くありません。
特に隣国のパキスタン核兵器開発でもしのぎを削っています。
また、最近は中国との国境での争い事も増えており、周辺には様々な問題
を抱えています。
そんな中でインドも中国と同様に大国化を目指し、権威主義的な方向によ
る統治の強化を目指しているのは間違いありません。
また、旧い慣習によるヒンズー至上主義もあって、より保守化していく傾
向にあり、こうした流れがカードのそのまま出ています。
この流れは止めることができない流れであり、今よりもずっと権威主義
な方向に国が流れ、その流れを受けて過去の栄光を復活させることを旗印
に国名を含めた変更もなされる流れとなります。
今は対中対立と対ロ協調の二軸になっていますが、いずれ中国との衝突だ
けでなく、ロシアをインドが従属化していく流れも出て、中国とインドの
関係性によって世界の情勢が大きく変化することは間違いありません。
既に覚醒して目覚めた状態の中で、大きな自信も持ち始めているインドを
止めることは難しいでしょう。
 
次に環境条件ですが、世界のカード正位置が出ています。
世界のカードの正位置は成就や完成、完全や全体、完璧や制覇、理想や成
功といった意味があります。
今のインドにとっては権威主義大国主義を阻むだけの動きが弱く、一部
ムスリムによるテロなどもありますが、大きな流れとなって政治を揺る
がすだけの動きとはなり得ません。
むしろ、今後のインドの動向は世界の各地に大きな影響を与えていくこと
になり、中東や中央アジアではロシアや中国との覇権争いも生じます。
すでにロシアは弱体化しており、直接国境を接していない点もあって中国
よりもインドの方が安心感もあり、今後はムスリムとの対立が世界的な規
模で生じる動きを見れば、一層複雑な国際環境を形成していきます。
こうした流れもインドにとっては動きやすい状況となり、周辺との軋轢の
存在は国内により強権的な政治発動を出しやすい環境にもなります。
場合によってはイランなどと同じような宗教色の強い存在にもなり得るこ
とを意味します。
そうした環境が少しずつ形成されており、大した脅威もないこともあって
インドは更にその姿を変えていくことになります。
簡単に言えば、誰にも止めようなない形で進んでいくことを意味していま
す。
既に地域大国の動きが独自主義に染まっていく中で、いよいよインドもそ
の本当の姿を見せてくることになります。
今は米国との協調性も見せていますが、いずれはこれも小さくなります。
これからは地域大国が群雄割拠しながら、二つの大きな対立軸となってい
くことになるでしょう。
最後に登場した大物といった感じで、いずれは国際的な緊張関係は更に増
していくことは間違いなさそうです。

鑑定結果