南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

占い・鑑定師が語る人生を前向きに生きる知恵

占ってみた 台湾新総統誕生で対中関係に変化は生じるか

こんにちは南仙台の父です。
今回は先日投票が行われた台湾の総統選挙で民進党が継続して総統を選出
できたことによって、対中関係に変化が生じるのかを占ってみました。
残念ながら国会にあたる立法院では野党だった国民党が過半数を得るとい
う形となり、ねじれ現象が発生することになりました。
大きな混乱はありませんでしたが、中国側からの政治的・軍事的な圧力も
ありましたが、選挙自体は民意を反映したものとなったようです。
経済的な不満から国民党に支持が流れ、一方で中国の強引な併合に対して
はノーを突きつけた形です。
さて、独立志向のある民進党の新総統誕生は対中関係に変化を与えること
になるのでしょうか。
 
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
 
まず結果ですが、力のカードぼ正位置が出ています。
力のカードの正位置は遺志や理性、強固や実行、知恵や冷静、忍耐や寛大
といった意味があります。
やはり立法院での過半数が取れなかったことは民進党にとっては大きな障
害となります。
そのため、強い対応を中国に対して行うことは難しくなります。
また、経済対策の遅れから政権批判も強かったこともあって、経済対策へ
強い対応を行わざるを得ず、政治的な独立の志向は一旦収めることになる
でしょう。
ただ、中国は今回の結果については満足をしていないので、再び政治的な
動きや圧力をかけることは間違いありません。
ただ、力に対して真正面からぶつかることはせず、冷静に対処する方向で
勧めていくことになるでしょう。
以前よりも穏やかな対応が中心となり、中国自体も力で押すことがかえっ
て悪影響を及ぼすこともわかったので、多少ソフトな対応による統一工作
を国民党を介して動いていくことになりそうです。
 
次に環境条件ですが、星のカードぼ逆位置が出ています。
星のカードの逆位置は失望や無気力、見誤りや放棄といった意味がありま
す。
星のカードは希望や理想を表すカードです。
台湾側も民進党が独立を志向する政策や主張を抑えることは対中安定化を
考えれば重要な意味があります。
また、一方で国民党が支持を得たことは大陸との統一が支持されたのでは
なく、あくまでも経済政策に対する批判であったことも重要なところです。
従って、中国も統一をあまりにも強く意識し過ぎることはかえって台湾の
民心を遠ざけることになり、むしろ国民党の弱体化に繋がっていくことを
肝に銘じる必要もあります。
まずは現状維持を前提とし、独立も統一も脇に置いた対応が基本になるこ
と意味します。
中国は習近平国家主席が自身の権威強化のため、台湾の支配を公言してい
ますが、中国にとってもこれを封印するくらいの覚悟が必要でしょう。
一番冷静さを欠きそうな習近平国家主席が落ち着いた対応を取れるかどう
かがカギとなっていきます。

鑑定結果