南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

占い・鑑定師が語る人生を前向きに生きる知恵

占ってみた デパートは今後もその役割を果たし続けることができるか

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は苦境が続くデパートを取り上げてみました。
日本では明治以降になってデパートのような業態が生まれましたが、歴史的
には現金取引・掛け値なしという商取引は江戸時代にまで遡ります。
そんな長い歴史を刻んできたデパートも令和では苦戦しています。
さて、デパートは今後も自身の果たすべき役割を続けていけるのでしょうか。
 
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
 
まず結果ですが、戦車のカードの正位置が出ています。
戦車のカードの正位置は勝利や征服、援助や行動、成功や積極性、開拓や独
立、視野拡大や体力といった意味があります。
結果としては業態としてのデパートは生き残ることにはなりそうですが、昭
和の時代のような輝きはそこにはありません。
ただ、これはスーパーやコンビニ、ドラッグストアーも同じです。
そもそもデパートは何のために存在しているのかを改めて問い直すことがま
ず重要となり、その先にあるものを戦略的に取り込んでいくことがデパート
の存在価値と認識されます。
既に大衆化を目指した昭和から平成の時代とは異なり、価格競争だけでなく
実店舗に頼らないビジネス、更には個人での取引など様々な商ルートが発生
しています。
こうした中でデパートの特徴となるのが外商部の存在となります。
一般の消費者には縁遠い外商部はデパートでも優秀な人材を揃えて、重要顧
客の対応を行っていました。
本質的なバイヤー視点によるビジネスもデパートの特徴です。
これは一例に過ぎませんが、自社で扱うだけでなく、テナントとして導入す
る方法も含めて、様々な戦略方向もあるのは事実です。
今はネットであらゆる方向での商品・サービスの確認ができる仕組みも充実
していますが、個人や企業では信用という点でのリスクもあります。
こうした点で強みを発揮できるのはデパートです。
まだやり切るだけの策があるということでしょう。
デパートは更に姿を変えて存在価値を高めるだけの潜在力があるということ
を意味します。
 
次に環境条件ですが、月のカードの逆位置が出ています。
月のカードの逆位置は過去からの脱却や徐々に好転、未来への希望や優れた
直感といった意味があります。
やはり生き残り戦略としてはデパートの独自性をどう出すか、価値をどう市
場に見せていけるかにかかっています。
そのためには今と同じ手法での立て直しでは意味を成しません。
従って、様々な工夫を凝らしていくことはもちろんのこと、良いものを扱い
利益を出せる価格で提供し、購入者に満足を与えるという原理原則をデパー
トが出せるかどうかにかかっています。
おそらくは規模は小さくなるかもしれませんが、その分だけ労働集約型のビ
ジネスからの脱却が可能となるでしょう。
また、戦う市場はスーパーやコンビニ、ドラッグストアーやネットでもなく
、デパートが本来呼び込むべき顧客層を選んでいくことが大事でしょう。
最近はデパ地下以外はまったく見向きもされないですが、デパ地下が注目さ
れる理由も実はあります。
これも一つのヒントとなる視点であり、やはりデパートの存在価値をどう見
せるかだけの問題です。
デパ地下には大きなネタがつまっていて、これがデパート再生のカギを握っ
ているといっても差し支えありません。
 
デパートも時代とともに変わっていくことになりますが、掛け値なしという
スタンスだけは大きなトレンドであり続けるかもしれません。
むしろ、コンビニやスーパーの方が今後は厳しくなるかもしれません。
いずれにしても各業態は大きな変革が必要となっています。

鑑定結果