南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

占い・鑑定師が語る人生を前向きに生きる知恵

占ってみた 中国の反スパイ法で日本企業の中国ビジネスに影響が出るか

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は中国が制定した反スパイ法について取り上げました。
新型コロナウイルスの影響から脱して、本格的な経済活動に移行する中で水
を差すと指摘される反スパイ法ですが、中国の強権的な姿勢と米国との対立
を前提とした防衛的な対応でもあります。
一方で中国は経済立て直しのために外資の積極的な導入も意図していますが
、それとは相反する意味合いを持つ反スパイ法は米国と米国と協力関係にあ
る国がその適用の中心です。
日本にも大きな影響やリスクが生じることを指摘する意見もありますが、反
スパイ法は大きな影響となるのでしょうか。
 
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
 
まず結果ですが、女教皇のカードの逆位置が出ています。
教皇のカードの逆位置は悲観や無気力、無神経や疑心暗鬼、冷淡といった
意味があります。
教皇のカード自体が理性や知性といった意味を持ちます。
中国との関係が悪化することで、政治的な圧力をかけること、日本に対して
譲歩を要求する手段として反スパイ法を積極的に活用してくることを意味し
ています。
仮に日本が中国寄りの姿勢や融和的な姿勢を出したとしても、更に譲歩を求
める手段として使ってくることは間違いないので、日本はどう選択したとし
ても大きな影響を受けるだけでなく、すでに中国との間にはデカップリング
の入り口に差しかかり、市場とてだけでなくあらゆる部分でリスクヘッジ
対象として考えていかざるを得ない、そんな冷たい関係性に向かわざるを得
ないことを意味します。
中国にとっては欧州などの国対しても同様で、いずれ反スパイ法は中国側で
も中国を中心としたブロック経済圏に自らを追い込んでいく、そんな状況を
呼び込むことになるでしょう。
教皇のカードの逆位置には現実逃避という意味もあります。
 
次に環境条件ですが、悪魔のカードの逆位置が出ています。
悪魔のカードの逆位置は回復やリセット、覚醒や新たな出会い、立ち直りと
いった意味があります。
日本にとっては欧米と同様に中国とは一線を引いた関係による経済活動を行
うというスタンスが重要となります。
また、中国側にとっては政治的・軍事的な志向をどう抑えていくか、経済面
での不満や課題にどう応えるかが課題となります。
中国もこのままいけば資金の流れる場所が先細りするだけでなく、政治・軍
事的な要衝を除けば、発展途上国への過剰な投資が大きな負担となり、自身
の経済の重荷となりつつあることを理解しています。
そのためにも経済構造の変化を必要とする中では欧米との関係改善は重要課
題となります。
一方で国内の対立も激しくなっているため、習政権がどこまで両者の不満を
抑えながら、長期的な国際拡大戦略に繋げるかが焦点となります。
目先は経済を立て直すことを考えれば反スパイ法はあくまでも牽制材料とし
て使うべきですが、反米勢力がこれを許さずに現場で乱用するようなことに
繋がるリスクもあります。
中国に今必要なのは理性と知性であり、まずは経済の立て直しあっての次の
一手です。
こうした長期戦略にどこまで一貫性を保てるか、もしそれに失敗すれば一気
に中国は独自経済圏確立に向けて動き出さざるを得なくなるでしょう。

鑑定結果