南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

占い・鑑定師が語る人生を前向きに生きる知恵

ハラスメントの心理

こんにちは、hrperficioです。

南仙台の父として占い師としても活動中です。

今回は心理面からの話になります。

どこの組織にも必ずあるといって差し支えないと思いますが、ハラスメン

トの話です。

最近も色々とあったばかりですが、ここで取り上げるのはマウンティング

によるハラスメントです。

私も何度かこういった体験はしていますが、決して気分のよいものでは

ありません。

パワハラは特にたちの悪いものですが、よくよく考えるとマウンティング

してくる人は実は可愛そうな、同情すべき人たちだと思います。

色々な心理学を取り扱うサイトで紹介されていますが、マウンティングを

してくる人は不安を抱えている人たちです。

マウンティングは人よりも自分が上の立場にあることで安心できるため、

常に人と比べて自分が上であることで満足感を得ています。

マウンティングしなければならないのは競争相手や、潰しておかなければ

と不安を感じる相手です。

自分が敵わない、従っておいた方が得をすると判断した相手にはマウンテ

ィングすることはありません。

自分よりも弱い相手は恫喝すれば良いので、マウンティングのような相手

との上下を敢えてはっきりさせる行為は不要です。

もし、あなたの周りにマウンティングする人があれば、それはあなたに対

して恐れを感じて不安になって、何とか力でねじ伏せようと意地になって

いるのです。

こういった人はモノの価値観を自分を基準に測っています。

人と比べて勝ったか、負けたかに価値を感じるので、負けるわけにいかな

い相手にはどんなことをしても向かってきます。

こういう人をまともに相手をしてはいけません。

こういう人は相手にせず、逃げるが勝ちです。

一説には競争社会がこういう人格を作り出したとか、受験社会の犠牲者だ

というものもあるようですが、おそらく違うと思います。

人間の基本的な生存本能の一部にある資質で、それが極端に出ているだけ

だと思います。簡単にいえば動物により近い本能で生きているということ

ではないでしょうか。

また、この資質は生まれながらのものですが、人生の中で劣等感や敗北感

を強く感じた人に強く出ることも判っています。

マウンティングされるのは相手にとってあなたが手強い、潰すべき相手で

あり、潰さないとあなたに負けてしまい再び劣等感や敗北感に苛まれるこ

とに不安を感じているのです。

だからこそ、可愛そうな人たちだといえます。

こういった人たちの価値観は簡単には変えられません。

負の心理スパイラルに陥っているので、もっと自分が満足感を得るために

マウンティングを仕掛けていきます。

こういった人たちには心理だけでなく運気も味方はしません。

私も多くのマウンティング体質の人たちを見ましたが、多くの人たちは

不幸になっていき、最悪の人生の終末を迎えた人もいました。

悪い心理状態には悪いものがどんどんと寄ってきます。

ブラックホールのように邪気邪念を吸い寄せるのです。

そんな人は簡単に救うことはできないのです。

でも、仕事だったり、近所に住んでいる人だったり、同じ学校の生徒だっ

たりすれば簡単には逃げられません。

できるだけ距離をとって実害を防ぐことくらいしか策がないと思います。

言い方を変えれば、怨みに狂った幽霊みたいなものです。

幽霊は除霊すれば離れますが、生きているだけにやっかいです。

ただ、ここで忘れてはならないのが、実は相手があなたの方が強いと考え

ていることです。

相手はあなたを本当は怖がり恐れています。

むしろ自分に自信を持ち、相手にしないスタンスを取ることだと思います

わざと負けてやる必要もありません。

自分の眼中にお前の存在はないと気持ちを持って無視するしかありません

。私もマウンティングされると無視して相手にはしませんでした。

相手は全てが自分と人との勝ち負けです。相手にされなければ別の相手に

気持ちを向けていきます。

おそらく人類が誕生した時点から繰り広げられてきた事実かもしれませ

ん。

逃げるが勝ちです。