南仙台の父 人生を前向きに生きるための意識と行動

占い・鑑定師が語る人生を前向きに生きる知恵

スパイラル的に進化する音楽シーン

こんにちは、hrperficioです。

今回は音楽について取り上げてます。

チック・コリアエドワード・ヴァンヘイレンが亡くなりました。

二人とも1970年代から80年代にかけて活躍したミュージシャンです。

自分もこの二人から影響を受けた一人です。

今でもバンドのメン募をするとチック・コリアのスペインをやりたいという人も

多いですし、エドワード・ヴァンヘイレンが最初にやったとされるライトハンド

奏法(タッピングと今は呼んでますが。)は今でも基本的テクニックの1つに

なっています。

私も色々な音楽面での活動をする中で若い世代の人達と一緒にやったり、話を

すると意外と古い音楽の話を知っていたりするのでびっくりします。

有名な曲ならディープ・パープルやツェッペリンの曲とかをその場でセッション

できたりします。

最近は昔流行ったシティーポップが流行っているらしく、山下達郎とかの話とか

できちゃったりします。(スパークルのイントロとかやると一緒にやってくれたり

します。)

ファッションもそうですが、昔流行ったものが最新のトレンドの中で取り入れられ

たりしていますが、音楽も同じ環境にあるようです。

よく聞いてみると親の世代の影響が大きいみたいです。

ファッションは親の古着を見て、そこから新しい感性がインスパイアされるようで、

音楽もテクニックだったり、コード進行やリズムなど古いものが見直される形で

若い世代の感覚で処理されています。

今流行っている曲とかをじっくり聞くと昔のテクニックや考え方が色々な所に

出てきます。

私はどちらかというとハードロック、ヨーロッパ系の音楽ではなく、アメリカ・

ブラック系の音楽に影響を受けているので、ファンクやソウル、ジャズなどの

影響が出ている曲を聞くと、こういった形で古着みたいに上手く再利用される

んだなと感心します。

音楽も繰り返すのではなく、上書き、再利用されながら、スパイラル的に進化する

のだと思います。

場合によっては60年代だったり、90年代以降の平成の音楽が再利用されて、上手く

消化されています。

今は、ネットで色々な時代の音楽に触れることができ、文化の蓄積もどんどん増えて

いるので、これからもっと音楽シーンは進化していくのかもしれません。

私も今はジャズユニットを組んでいますが、ベジー・アダールというアメリカ人の

ジャズミュージシャンを自分たちの感性でリアレンジしたものをやっています。

彼女も古いクラシックジャズを自分の感性で演奏していますが、日本のポップスも

自身の感性でアレンジして演奏を残しています。

彼女は80代を迎えていますが今でもチャレンジを続けています。

これからどれだけ生きられるかわかりませんが、きっとこの先もスパイラルな進化

を遂げる音楽に触れていけるのだろうと思います。

今は新型コロナウイルスの影響でプロ・アマを問わず活動ができない状況です。

特にプロの皆さんは大変な中で色々と苦戦しながら前に進んでいる方も多いです。

一方でリモートやオンデマンド、ネット環境を介した音楽制作なども進み、プロ

モーションもzoomやSNSで機能するようになって、ステイホームでも音楽は前に

進む力を身に着けました。

特に若い世代は上手くこれを使っています。

きっとこの先も環境に適応しながら新しいムーブメントが発生すると思います。

私も環境に適応して、自分たちの活動を前に進めていきたいと思います。